マスクを作ろうと思ったきっかけは、
友人に紅型マスクできない?と言われたことがきっかけでした。
まだその頃はマスク不足の最中だったのと
コロナで暗い話題ばかりでしたので、
マスクをつけていただいた方に少しでも
明るい気持ちになっていただけたらいいなと言うことで
手元にある生地で作成しました。
紅型は手染めのため、そのままマスクにしてしまうと
染めも退化してしまうのと、単価が高価になってしまうため、
コットンサテンにプリントをすることを採用しました。
手元のマスクで作ってみたら、あっという間に完売してしまったので、
新しいデザインも追加して、現在に至ります。
コットンサテンとサラシ(裏地)を使い、
医療従事者にマスクの型紙をもとに大きさなどの
アドバイスをいただきまして完成させました。
かなさ
どこよりも早く咲く沖縄の寒緋桜と砂浜をぴょんぴょん跳ねるトントンミー(ミナミトビハゼ)をモチーフに沖縄の春の風景をデザインしました。
沖縄では毎年秋口に色鮮やかな花を咲かせる木で、漢字で『徳利木綿』と書きます。 木の幹がお酒を入れる徳利(とっくり)の形に似ていことから別名『酔いどれの木』とも呼ばれています。 花が咲いた後には木綿のような白いワタが出てくる不思議な木をモチーフにデザインしています。
穏やかな日射しの午後の様子を図案にしました。
こちらのモチーフはとっくりきわた の花になります。